こんばんは、松戸五香ギター教室「ギタスタ 」たすくです。
防音室ももう終盤ほぼほぼ終わりが近づいてきました。
前回のブログの時点では壁が2/3終わり天井が1/2終わった所まで書きましたが、
残りはドアと壁1パネル天井残り半分です。
天井を半分で区切ったのは、ドア、壁を終わらせないと物理的に付けられなかったからです、、、
というか天井を始めるのを早めにしたという感じです。
さて天井が半分終わった時点でですが、
残りのラーチ9mmを先に入れておきました。
天井の枠を作ってからでは入れるの相当至難の技になるのではと思い。
出来上がっている天井の一番上に遮音シートを貼った一番外側となる部分のラーチを置いた感じですね。
こうしておけば枠を作って455mmの間を通して持ち上げる必要はなく、
引っ張り出せば出来ますね。
さて今回はドア編ですが、ここが最もしんどかったです。
「出来ねーよ!!!」と叫びながらやっていました、、、
まず材料ですが
・アカシア集成材1820×910×20
・アカシアのツーバイフォー
・蝶番
・手すり
・挟んで引っ掛けるやつ
元々このアカシア集成材で床を作りたかったのですが、高い!!!
板一枚で一万近くするので諦めました。
まあドアくらいなら。
まずはこの板をホームセンターでカットしてもらい、残った端材もドア受けようにカット
枠から5mmずつ遊びがあるようにカットしてもらいました。
そして持ち帰り早速第一関門
水平も垂直も取れてないよ!
初めてのDIYでやればできるの精神で挑戦した防音室DIYですが、やはりシロウト。
細かい所で全然辻褄が合っていない感じ。
何となく最初は水平器を使って水平や垂直を出していたのですが、慣れてくると何となくの見た目でOK!みたいな感じで進めていました。最後の方でズレが大きくなっていったようです。これじゃドアつけられない。
なのでもう無理矢理ドア枠を作るときに枠のみ水平垂直直角みたいな感じで、壁パネルとのズレはや隙間は端材を使って辻褄あわせしました。
最初からレーザーとかあればきちんと出来たのでしょうが、高いですしね。
第二関門
え?どうやってつければ良いの?
蝶番をドア枠にビス留めしたまではよかったです。
こちらはきちんと測って、印つけてと割と正確にやったと思うのですが、、、
まず重い!!!いや持ち運ぶ分には全然持てる重さなのですが、蝶番の上下にはめ込むのはなかなかにキツかったです。隙間もあまりないですし、あれはもうやりたくない。
どうにかこうにか蝶番にはめ込みましたが、やはりシロウト。
均等に5mmずつ空けるサイズのつもりでしたが、建て付けが悪いですね。
直すつもりはありません。味ですアジ。
さてドアノブですが、これは悩みましたね。
スタジオでよく見かけるゲレモンハンドル。
当初はこれにしようと思っていたのですが、ここまででだいぶ予算が嵩み結構な金額になっていたので妥協しました。
自作もできるらしいのですが、よくよく考えると、既存のドアがあるから二重ドア扱いでそんなに考えなくても良いんじゃないか?となり
何かカチンって引っ掛けるやつ。
これを上の方に取り付け。
後は手すりを取り付け×2
これで長かった防音室作りもここで一旦おしまい!!
エプシーラーや隙間テープでドアの隙間をとも考えたのですが、ちょっとそれでどれくらいの効果があるのか疑問だったので後回し。
ちょこちょこやっていた塗装も残っていますが後回し。
あ、書くの忘れていましたが換気扇の簡易的なチャンバーも作っていました。
結局取り付け方を間違えて排気ではなく吸気になったので効果があるのかわかりませんが。
直す気はありません。。。。
ぜーんぶ後回し!
音に関する所の大枠は出来たので年内目標くらいで気が向いたときにでも。
で、、、
実際のところですよね!
結構な金額を掛けて作った防音室ですが、やはりシロウトが作った物。
防音性能がなければ13畳の部屋が7畳の小さい部屋になっただけ、大金掛けてゴミだったら目も当てられません。
そんなわけで検証!
元々の目標はマーシャルフルテン!!!(フルテンではない)
普通にスタジオに入って出す音量くらいということです。
(マーシャルフルテンとかしたことありません、、、)
一般的な防音室としてYamahaさんのアビテクスとかは−35dBくらいを謳っていたと思います。
マーシャルフルテン計画はおよそ110dBくらい。
120dBでデカ目のライブハウスの音量と思っていただければと思います。
100dBでガード下
80dBで電車の中
60dBで車の中
40dBで図書館
20dBで木葉が触れ合う音
だそうです。
なので、110dB-80dBで30dB
このぐらいになっていたら大丈夫ですね。
がしかし-80dBとは無理な数字でしょう。
一般的な防音室が−35dBなのですから。
しかしこれは防音室単体の数字です。元々の建物が持っている防音性能を加味したらまた話は変わってきます。
うちは鉄筋なので元々の数字は高いと思われます。
一般的な鉄筋の防音性能が−50dBだそうで木造は−35dB
木造や鉄骨のお家は防音性能全くないので住むのはお勧めしません。
ホントはもっと複雑で低域、中域、高域、振動音、空気伝搬音等でまた変わっていきます。
その辺は興味があればネットにいろいろ書いているので勉強してみてください。
すごくざっくりと説明すると、低音と振動音つまりドラムとかは難しいと言う事です。
話を戻して、鉄筋の一般的防音性能は−50dB
これは検証していないので何とも言えませんが−40から−50と信じましょう。
つまり防音室の性能が−30から−40dBになっていれば数字的には問題なし!
結論を言うと、クリア!
部屋の中で60から70dBくらいの音楽を流し、防音室の外で25dBから35dB
まあざっくり−30dBは確保できました!!
よかった!ゴミにならなくて。。。
これは検証動画撮ったので良きタイミングがあれば出せればと思います。
そしていくら数字上でクリアとしていても、実際御近隣の方が気になるようでしたらそれはまた意味がないですよね。
そんな訳でご近隣の方に協力してもらい、実際どうなのか聞いてもらいました。
この時は、マーシャルを鳴らして大体100dBから110dBほど出しました。
で、実際どうなのかと。
確認してもらうと、「確かに少しは聞こえますが、気になる範囲ではないです。夜中でもガンガンやっちゃってください」との事。
内心ガッツポーズ!!!
元々のマンションの防音性能が分からないので結局の数字は分かりませんが、
近隣問題にならなければ数字は問題なし。
これは住んでいる方によるので実際に確認しないことには分からないでしょう。
これにて防音性能確認はクリア!
だいぶ長くなってしまいましたので、また検証編とかでまとめられるとと思います。
それでは明日も良い1日を!!
#ギタスタ #防音室 #DIY #ホームスタジオ
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