
松戸、五香ギター教室「ギタスタ 」
たすくです。
本日は三宿の音楽学校、国立音楽院にて教えてきました。
今日で今学期終了です。最後の生徒もいて感慨深いものがありますね。
前回に引き続き自作防音室ホームスタジオを作ろう〜目標はマーシャルフルテン〜の床編です。
床は色々調べましたね。防音室の要とも言える箇所なんじゃないかなと思っています。
音とは振動です。
なので宇宙では爆発しても音なんかならないと思います。。
話を戻して、、
音に関してはプロフェッショナルだとは思っていましたが、調べていくうちに関係のない分野は全くのシロウトなんだなと再確認しました。
防音における音の種類は2種類で
「空気伝搬音」と「固体伝搬音」らしいです。この辺は音と言っても全くの専門外の分野なのでブログ等読み漁りましたね。
空気伝搬音は空気を伝って届く音ですね、読んで字の通り。
固体伝搬音とは建物の駆体自体が振動する音。
例えばかかと歩きやお子様が走り回ったりとか。
どちらも自分には関係ないなとは思ったのですが、アンプの箱鳴りはそれに近いものになるんじゃないかな?と考え色々構想を練りました。
「防音とは重さだよ」
勉強した結果の答えはそれでした。
「スタイロ引いてコンクリートを打つ」一番防音になるのはこれでしょう。
出来なくはないですが、賃貸で現場復帰を考えたら無理です。
予算も跳ね上がりますし道具を揃えるのもだいぶね。
「ブロックを敷く」これも防音にはだいぶいいと思います。
現場復帰もまあ大丈夫でしょう、がしかし重量オーバー(計算してないですが)
床だけで平気でトンに行きそうです。却下。
「置き床工法」
簡単に説明すると二重床ですね。これにしよう!
※特定の周波数だと逆に増幅する場合もあるらしい、結構下の方
ベースやドラムでお考えの方は調べてみてください
まずは現状の床を傷つけないようにクッションフロアを買いました。
2cmの厚みの物。一番最初の写真ですね。
ちなみに後になって「置き床」にするならこれが一番の失敗と気づきましたが、、
その後、ダイケンさんの遮音シート、太鼓現象が起こらないように空気層として断熱材
順番としては下から既存の床、クッションフロア、遮音シート、断熱材
とりあえずこの順番で敷きました。

そして置き床です。ゴム足の上にパーティクルボードと呼ばれる木材を乗せていきます。
作業も終盤に差し掛かった所、問題発生!
クッションフロアの継ぎ目にゴム足が乗ると、どう頑張っても水平が取れないしグラつきも大きい、許容できない範囲。
一日掛かって作業した置き床、諦めました。
そりゃそうですよね。「置き床工法」これ駆体に直接やる方法でしょうに。安定しない場所では無理でしょう。
さあ困った。
この辺はテンパっていたので写真がないのですが、足を逆にみたりパーチの上に足を貼ったりと色々試しましたが、全部ダメ。
最終的には断熱材を二重にしてその上にパーチを乗せて木やゴムでどうにか水平を取りました。
結構無理やりでしたがこれが安定したので、それで良しとしましたね。
後日知人に相談した所、軟式ボールを半分にする方法やタイヤなんかでやる方法もあるらしいです。まあ結局無理矢理で通しましたが。

無理矢理終わらせたパーチの上に下地の板を乗せていきます。これは針葉樹(ラーチ)の9mmの板ですね。
今ではここはケチらずもっと厚めの板にすれば良かったなと思っていますが、床が出来上がらないことには仕事が出来ないのでやり直しは無しで。
ここでおさらい。
既存の床、クッションフロア、遮音シート、断熱材、パーティクルボード、針葉樹の順番です。
気を付けたのは継ぎ目ですね、パーチの継ぎ目とラーチの継ぎ目が合ってしまうと安定しなくなります。
まあもちろんこれも失敗してるのですけどね。サイズの規格が近いので簡単に並べてしまうとどこかで継ぎ目が合ってしまいます。
これもやってみて気づいた事なのですが、、、
どうにか継ぎ目が合わないように頑張ったのですが、まあ無理だったので
中途半端なサイズを入れて辻褄を合わせて作りましたね。
これで下地は終わりです、最後は化粧材?仕上げ材?名前はわからないですが直接見える部分ですね。

ここにはこだわりたかったのですが、
いいと思ったものは全部高い!
ホワイトウッドで敷き詰めたかったのですが1平米あたり2万くらい!
13平米いくらだよ!
と言う事で結局値段重視でホワイトウッド風のフロアシートにしました。
これでやっと機材が乗せれます。
仕事できます。
ここまでで5日くらいでしょうか?
嫁の分の防音室も同時進行だったので、単体だと2、3日かな?
金額は道具なんかも含めて15〜20くらいだったと思います。
同時進行だったので単体の金額は大体です。
床完成!!!

さて床編はこの辺で。
それでは明日もいい1日を!
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